近年の気象について思うこと

2023年のスタートは春先の凍霜害にてぶどうの新芽が枯死してしまいました。1度枯死してしまうと本年中には新しい芽が出てくることはありません。 自然を相手にしている以上仕方ない事とはいえ、もう少し対応のやり方もあったのではないかと思っております。
そこへきて7月下旬からの猛暑日の連続。人にとっても耐え難い日々ですが、ぶどうにとっても人と同じで暑すぎるのは当然良くはありません。
果物の甘さは昼夜の寒暖差もそうですが、日々の光合成もとても大切です。猛暑ではその光合成が弱くなってしまうのです。
夏は暑いのは当たり前です。しかし、暑すぎるのは人にとっても植物にとっても良いことでは絶対にありません。 地球温暖化ではなく、地球沸騰化とはよく言ったものです。
我々農家もこの地球沸騰化が少しでも抑えられるよう努力することが求められていると思います。